吐き気に悩まされていませんか。
もちろん食中毒やウイルスなど、原因が明確な吐き気は解決しやすいのですが、そうではなく、原因不明の吐き気がずっと続いているという場合、食事の仕方や内容を変えることで解決するかもしれません。
食事を見直してみよう
吐き気が続いている場合、消化不良が原因となっていることがあります。
脂っこいものを多く食べている、食べ過ぎてしまうといった時は、消化器官に大きな負担がかかっています。
ここに気付けば食事内容を見直し、消化器官の負担を減らすことができます。
これだけで吐き気が収まれば嬉しいですよね。
では具体的な方法を3つご紹介していきます。
①食事の量を減らしてみよう
食べ過ぎると消化不良となり、吐き気が起きることがあります。
消化器官に大きな負担がかかっているからです。
よって、吐き気を感じるときに無理に食べるのは逆効果です。
無理のない量を少しずつ食べるようにしましょう。
お腹が空いて困るのであれば、一度にたくさん食べるのではなく、回数を分けて少しずつ食べてみてください。
消化の良いものを間食に回しましょう。
②よく噛むこと、ゆっくり食べることが大切
消化器官に負担がかかる理由の一つに、あまり噛んでいないことも挙げられます。
あまり噛まずに丸呑みをしていると、消化がうまくいきません。
それは口の中で一旦小さくかみ砕いておくと、胃からの消化や吸収が楽になるからです。
口の中に出てくる唾液と食べ物を、噛みながらしっかり混ぜることも大切です。
唾液には食べ物を分解・消化するための消化酵素が含まれており、食べ物を噛みながら唾液としっかり混ぜ合わせることですでに消化の助けとなっているのです。
早食いをやめてゆっくり食べることを心掛けるだけで、消化器官への負担がぐっと減りますよ!
(3)食事時間は規則正しく
朝食を抜く、夜遅く食事を摂ってしまうという方は、規則正しく食事を摂ることを心掛けてみてください。
まず、日によって食事時間がバラバラだというのであれば、ある程度時間を決めて、毎日なるべく決まった時間に食事を摂るようにしましょう。
長い時間胃を空っぽにしてしまうと、濃くなった胃酸は自身の胃粘液を傷つけてしまいます。
「今は食べたくないかな」と思っても、消化の良いものを少し食べるようにしてみてください。
朝何も食べないというのは胃が空っぽの状態が長くなるということとなり、決してお勧めできません。
また、夜遅く食べてはいけないというのも理由があります。
胃は伸び縮みを繰り返すことで食べ物を砕いて、それを十二指腸に押し流していきます。
胃の中が空っぽになった状態になれば、その収縮を一段と大きくして、食べかすを押し流すのですが、それは深夜に行われています。
よって、夜遅くに食事を摂ってしまうと、胃がなかなか空っぽにならず、食べかすを送り出す機会を失ってしまいます。
遅くとも21時頃までに食事は済ませておきたいですね。
朝食はきちんと摂る、晩御飯は21時までには食べ終えることを心掛けましょう。
こうやって食事の時間を一定にすると。身体は「もうすぐ食事だ」と受け入れる準備をするようになります。