セルフでヘアカラーをするメリットは?デメリットはある?

コラム

セルフでカラーをするメリットとは

市販のヘアカラーを使ってカラーリングするメリットは、第一に価格面が挙げられます。

ドラッグストアなどで購入する場合、ヘアカラーはせいぜい500円から2000円ほどであり、商品代だけでおさまるというメリットがあります。

美容院でカラーをしてもらうと桁が違ってきますので、安価に抑えられるのは嬉しいですね。

また、美容院でカラーをする場合、電話やネットで予約をとらなければなりませんし、希望の日程の予約が無理かもしれません。

美容院に行くにも時間や交通費が必要になります。

セルフだと、「今染めたい!」という気持ちを叶えることができます。

確かに手間はかかるのですが、美容院に行く労力、かかる時間、コミュニケーションをとる努力などを考えると、案外セルフカラーの方が短時間の少ない労力で済むのかもしれません。

会話もめんどくさいですし、入れ代わり立ち代わり美容師さんが交代するときもあり、優雅にのんびり過ごすはずが気疲れしてしまうということもありますしね。

家事をしながら家で染めると時間の短縮になります。

気になるのは「うまく仕上がるか」というところですが、そこは自分が使いやすいタイプを選ぶことでかなりカバーできます。

フォームタイプ、クリームタイプ、乳液タイプなど、さまざまなタイプが出ています。

ポイントは少し高いかな?と思う程度の商品にすること。

そうすれば美容院に行ったのと遜色ない程度のセルフカラーをすることも可能ですよ。

セルフでカラーをするデメリットとは

やはり難しいのは、手が届きにくいところを染める時ではないでしょうか。

プロの美容師さんは刷毛の角度を変えたりしながら調整していますが、そもそも自分だと後頭部などには手が届きにくいですね。

また、顔の周りや生え際といった毛が細い箇所にはなかなかうまく色が入らないということもあります。

美容院であれば、塗る箇所に合わせて調合を変えたり塗り方を変えたりと技術を駆使していますが、自分で行うとなればそうはいきません。

カラー直後は毛先に色がしっかり入っていたはずが、気が付けばすっかり色が抜けていたということも起こり得ます。

毛先はダメージを受けやすいため、色落ちしやすいです。

あと、カラーバリエーションが少なく、自分の思い通りの色に仕上がらないという可能性もあります。

最後に、最大のデメリットとしては、髪が傷んでしまうということがあります。

髪の色を一度ブリーチして色を入れ直すという手順を踏む2剤式は、過酸化水素、酸化染毛剤、アルカリ剤といった強い薬剤が使用されています。

プロの美容師さんですらダメージを与えないよう、細心の注意を払って扱っているような成分ですので、おうちでのカラーはよりダメージを受けやすいですね。

市販のヘアカラーは技術のない一般の人でもしっかり染まるようにと。美容院で使用しているものよりも強い成分を配合したり、濃度を上げているため、一段と傷みやすいという大きなデメリットがあります。

カラートリートメントをお勧めしたい理由

そこで、きれいな髪を保ちたい、地肌や髪へのダメージを最小限に抑えたいという方には、カラートリートメントをお勧めします。

白髪に色を乗せて目立たなくするカラートリートメントはあくまでもトリートメントであり、無理やりキューティクルを開いて色を入れ込むというような強い薬剤は配合されていません。

その代わり何度も使用する必要はありますが、繰り返し使うことによって、髪の表面と内部の一部を染めることが可能です。

色落ちはしやすいですが、髪自体の健康を損なうことがなく、きれいな髪を保つことができます。

それどころか、トリートメント成分がたっぷりと含まれているので、むしろ美髪になったと評判のいい製品が多数出ています。

白髪も染めたいけど髪や頭皮が傷むのが嫌という方は、カラートリートメントを使ってみるのがよさそうです。

タイトルとURLをコピーしました