その染め方NG!白髪染めの間違った使い方とは

コラム

なんでもそうですが、手順を間違うとうまくいかないもの。

もちろん白髪染めもそうです。

最初のうちは説明書通りに行っていても、慣れてくるうちにだんだん適当になっていたり、間違ったまま覚えてしまっていたり。

そうならないようにしっかり説明書を確認してから行いたいものですね。

でも、しっかり手順を守っているのにうまく白髪が染まらない、という方に是非お伝えしたい内容です。

おしゃれ染めはうまくできたのに、白髪染めはうまく染まらなくなったという場合、それは白髪染め特有の悩みかもしれません。

白髪染めの方がおしゃれ染めよりも難しいのです。

プロの美容師が染めてもムラが出たりすぐに色落ちしたりということもあり得ます。

プロでもそうなのですから、一般人ならなおさらですよね・・・。

そして、どのタイプの製品を選ぶかによっても、仕上がりは左右されます。

2剤式であれば液タイプ、乳液タイプ、クリームタイプ、泡タイプと4つも種類があります。

また、カラートリートメントであってもクリームタイプ、泡タイプがあります。

染まり自体は変わらないものの、それぞれの目的に応じて使う必要があるのです。

 

こんな間違いがありがち!白髪染め間違いあるある

それでは白髪染めをするときの間違いあるあるを説明していきますね。

 

ブロッキングしていないので染め残しがある

ブロッキングというのは髪の毛を部位ごとに分けるということです。

美容院では美容師さんが髪を小分けにしてピンで留めていきます。

大きくいくつかのブロックに分けた後、それをさらに櫛の柄を使って細かく分けていきます。

その作業を経てやっと薬剤を塗り始めますよね。

おうちでやるにはなかなかハードルが高い作業ですが。これをするとしないとでは仕上がりがかなり大きく変わります。

めんどくさいですが、おうちでのカラーの時にもただ手で持ち上げるだけ、上から塗りつけるだけ、というのをやめて、ブロッキングを取り入れてみてください。

 

塗る量が少なすぎてきちんと染まらない

何となくもったいないと思ってしまう気持ち、わかります。

特に髪が長い人だと、用意した1箱では足りず、無理やりのばして使うこともあるあるです。

でもこうやってケチってしまうと、結局きちんと染まらないまま終わってしまいます。

髪が長い人、多い人は1.5箱から2箱用意しておきましょう。

1箱で対応できるのはショート、短めのミディアムの人までだと覚えておいてくださいね。

 

1箇所に塗る量が少なくて染まり切っていない

白髪が気になる所には多めにのせてください。

リタッチの際には、塗り広げずに、伸びたところだけにしっかり盛っておきましょう。

つい塗り広げてしまうと薬剤が入りきらない分、上手く染まりません。

 

塗った後そのままの温度で放置しているので染まらない

髪のキューティクルは温めると開きやすくなります。

その性質を利用して、薬剤を塗布した後はきちんと温めることが必要です。

これは2剤式もカラートリートメントも同じです。

冬の寒い部屋、夏のクーラーがよくきいた涼しい部屋で行う場合には注意が必要です。

開いたキューティクルに薬剤がしっかり入るよう、髪をきちんと温めましょう。

 

放置時間を守らないので希望の色にならない

白髪染めは傷むので、説明書の時間よりも早めに終わっておこう。

これ、やりがちな間違いなのです。

説明書にある時間をきちんと守らないと、結局薬剤の浸透が弱く、色落ちが早くなります。

短い時間で切り上げるのはやめましょう。

反対に、長めの時間塗りっぱなしにすると、色が入りすぎて思っていたのと違う濃い色の仕上がりになってしまいます。

「何か用事をしていて忘れてた!」

「私の髪は太いから説明書よりも長めに放置しておこう!」

これらはやってしまいがちですがNG行為なので気を付けてくださいね。

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