頭皮を温めることを意識!
シャンプーをしているのに臭いが残っている…。
そんな時には洗い方を見直してみましょう。
毛穴に詰まった皮脂が嫌な臭いを発していることが多いので、そこに注意します。
ただこすればいいというわけではありません。
皮脂は毛穴の中にがっちり詰まっているので、取り出しやすくなるよう、頭皮を温めて皮脂を柔らかくしましょう。
これからその方法をご説明しますね。
まず、シャンプーの前、まだ髪が乾いている状態の時に、ブラッシングをしましょう。
これで頭皮の血行を促進することができます。
ついつい力が入ってしまいそうなところですが、ここは優しくをモットーに。
次に、シャンプー前に湯船につかりましょう。
これで全身が温められ、汗をかきやすくなります。
そうすると頭皮の毛穴も開いて、皮脂も柔らかくなっています。
手軽なのでついついシャワーで済ませてしまう人も、出来れば湯船につかることをお勧めします。
忙しくてどうしてもできないという場合は、髪を洗う前にまず身体を洗うだけでも全身の温まり方が変わってきますので、心掛けてみてくださいね。
いよいよシャンプーですが、ここでしてほしいのはお湯だけでシャンプー、いわゆる「湯シャン」です。
お湯を頭皮にじっくりかけてください。
だいたい2分~3分浴び続けます。
実際にやってみると思っていたよりも長く感じられると思います。
その間丁寧にマッサージをしてください。
即頭部から中央に向かって、皮脂を押し出すようなイメージで行いましょう。
力は入れ過ぎないように、でも適度に、がポイントです。
ここからシャンプー剤の登場です。
まず手のひらにとって、手の上でしっかり泡立てます。
間違ってもいきなり頭皮につけないように!
しっかり泡が立ったら、毛穴の皮脂を泡で包み込むイメージで、優しく丁寧にマッサージしながら洗ってくださいね。
シャンプーを洗い流すときにも注意が必要です。
ここでも3分ほどお湯をかけて、しっかりすすいでください。
ただお湯をかけるだけでなく、指を髪の間に通して、シャンプー剤をしっかり落とすことをお指揮して行いましょう。
シャンプーの後も大事です。
いつまでも濡れた状態で過ごすと、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
すぐにタオルドライをして、髪の毛の水分をタオルで吸ってください。
そしてドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。
設定温度を高くしてしまうと髪や地肌を傷めますので、あくまでも低めの温度で。
でも頭皮までしっかり乾かしていきましょう。
だいたい8割がた乾いたなと思ったら、冷風で行うと、毛穴も引き締まりますよ。
オイルマッサージでのプレシャンプーもお勧め!
ここまで丁寧に洗うことができれば、だいたいの匂いは解決するはずです。
それでもまだ気になるという方は、シャンプーの前にオイルでのマッサージを取り入れてみてください。
タイミングはブラッシングの後。
頭皮にオイルを付けて、皮脂とオイルがしっかり混ざるようマッサージします。
オイルの中に皮脂を溶かしこむと、この後のシャンプーでオイルと一緒に皮脂が取れやすくなります。
オイルマッサージを丁寧にしてみてくださいね。
アミノ酸系のシャンプーを使ってみて!
シャンプーの成分も頭皮の臭いに大きな影響を与えます。
洗浄力が強いシャンプーは脱脂力が強く、油分を失った肌は皮脂が足りないと誤解して、慌てて大量に皮脂を分泌します。
結果、皮脂を取り除きたくてシャンプーしているのに皮脂が多く分泌されるという悪循環になってしまいます。
シリコーンが多く含まれているシャンプーも、見た目では乾燥に気付きにくい分、頭皮の乾燥が進んでしまい、悪臭のもとになる皮脂を頭皮がせっせと作りルづけるという結果に陥ります。
このような場合におススメなのは、アミノ酸系のシャンプーです。
洗浄力が穏やかで必要な皮脂を残してくれるため、頭皮の環境が保たれます。
余分な皮脂を分泌しなくてよい頭皮環境に整えてあげましょう。